①現状
国土交通白書2025によると、建設業は全産業と比較して高齢化が進行しており、将来の建設業を支える担い手の育成と確保が急務です。
現在、熟練技術者から若手層への技術、ノウハウの継承については、建設現場でのOJTによる方法が一般的ですが、熟練技術者への業務集中などにより若手層の人材育成に十分な時間が確保できていません。
②抱えている課題
熟練技術者からの直接指導に代わる新たな人材育成手法が必要です。
③想定する実証プロジェクト
AI等の活用により、熟練技術者の経験や勘に基づく属人的スキルを抽出し可視化します。そのデータをマニュアル化し、若手層がいつでもどこでも学ぶことができる環境を作ることにより、技術継承が可能となる実証プロジェクトを想定しています。
④想定しているフィールド
福岡市道路下水道局発注の工事現場ほか
⑤実現したい未来
熟練技術者の属人的なスキルの若手層への継承
⑥業務担当課
道路下水道局 総務部 政策調整課