福岡市では、障がいのある方等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組みを進めています。本取り組みにより、障がいのある方等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、農業分野における新たな働き手の確保にもつながる可能性があります。
この度、スマートいちご栽培キットを活用して、屋内にて農業を体験する共働事業を開始します。
1 実証プロジェクトの概要
南福岡特別支援学校(博多区西月隈5-6-1)校舎内に、自動水やりシステムや局所ヒーターシステム等を搭載したいちごの栽培キットを設置し、生徒が農業を体験することで、生徒の達成感や意欲の喚起につながるか検証します。
<主な検証項目>
・生徒の作業負担はどれくらいか。
・農業に対する生徒の関心が高まったか。
・ビニールハウスとは異なる屋内環境において、いちごの栽培が可能か。
【設置イメージ】

2 スケジュール
令和7年12月1日~令和8年1月末:校舎内でいちごの栽培
令和8年2月~令和8年3月(予定):生徒による収穫体験