野生鳥獣が田畑を荒らす農業被害が続いています。その中でもイノシシによる被害は被害額全体の3分の2を占めており、イノシシ対策は喫緊の課題となっています。
福岡市では、これまで捕獲活動の強化や侵入防止柵の設置支援などを講じてきましたが、依然として多くの農業従事者がイノシシによる被害に困っていることから、より効果的な対策が必要となっています。
この度、従来の対策に加えて、更なる対策の導入を検討するため、民間事業者の技術やアイデアを活用した新たな捕獲・防除手法等の募集を開始します。
1 募集テーマ
2 応募資格
3 実証プロジェクト実施時における役割分担
4 募集期間
5 応募方法
6 応募後の流れ
7 問い合わせ先
1 募集テーマ
AIやIoT等の先端技術を活用して、以下の課題を解決できる実証プロジェクトに係る提案を募集します。
(1)捕獲活動に係る作業負担の軽減を実現する手法
(2)イノシシの生息分布や行動経路の調査
(3)従来の侵入防止柵を補完または代替する、より防除効果の高い手法
2 応募資格
提案内容に基づき、福岡市と共働で実証プロジェクトを遂行できる事業者
※次のいずれかに該当する場合は、本件への応募資格が認められません。
・個人(個人事業者を除く)、提案内容を自らが実施できない事業者、福岡市が連携を行うにふさわしくないと判断した事業者
・暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員をいう)又は暴力団(同法第2条第2号に規定する暴力団をいう。)若しくは暴力団員と密接な関係を有する者
・福岡市税に係る徴収金(市税及び延滞金等)に滞納がある事業者
3 実証プロジェクト実施時における役割分担
■福岡市
募集テーマに係る関連データの提供、実証フィールドの調整・提供、実証実施に必要な関係者調整、市HP等におけるPR など
※実証の詳細(フィールド、期間等)については、提案者と福岡市との協議により決定します。
■提案者
課題解決のためのアイデアやノウハウ、ソリューションの提供、市が行うPR活動への協力等
※実証(実証プロジェクトの実施、報告書の作成等)に係る費用は、提案者の負担となります。
4 募集期間
令和7年11月27日(木曜日)から令和7年12月26日(金曜日)17時まで(必着)
5 応募方法
以下の1~3の資料をmirai@city.fukuoka.lg.jpへ送付
※2・3については、福岡市競争入札有資格者名簿に登録されている場合は不要です。
1提案書
2同意書
3役員名簿
6 応募後の流れ
募集期間終了後、福岡市と提案者で意見交換の場を設定します。
意見交換では、市から解決したい課題について説明するとともに、提案内容についてヒアリングをいたします。
意見交換を踏まえ、実証プロジェクトの実施可否を判断し、実施可の場合は、実証内容や期間等についての協定を締結の上、実証プロジェクトを開始します。
7 問い合わせ先
■募集テーマに関すること
農林水産局 総務農林部 農業振興・イノシシ等対策担当
メールアドレス:n-shinko-inoshishi.AFFB@city.fukuoka.lg.jp
電話番号:092-711-4852
■mirai@公民共働事業に関すること
経済観光文化局 創業推進部 企業連携課
メールアドレス:mirai@city.fukuoka.lg.jp
電話番号:092-711-4959