目視確認をデジタルシフト!積算チェックの自動化

福岡市では、施設の新築や修繕など年間400件ほどの建築工事を発注していますが、工事費算出にあたっては、図面に基づき作成した積算内訳書が正しいか、多いときは数千を超える項目を確認する必要があります。現在その確認作業は担当者が目視で行っており、大変多くの時間や労力を要しておりますが、数値や項目の誤りは公共工事の遅れや入札不調につながる可能性もあるなど、非常に重要な作業となります。
この度、ICTを活用して確認作業の一部を自動で精査するチェックツールを導入し、作業の効率化を図るプロジェクトを実施します。

1 実証プロジェクトの概要

チェックツールを活用して、「数量の不整合」や「計上すべき項目の未計上」などがないか、積算内訳書の確認作業の一部を自動化し、確認作業の効率化及び工事費算出の正確性向上を図ります。

<主な検証項目>

・確認作業にかかる時間の削減効果
・確認漏れによるヒューマンエラーの防止効果

【実証イメージ】

2 実施期間

令和7年12月15日から令和8年12月28日まで

3 実施事業者

協栄産業株式会社