生きものがすみやすい護岸へ!パネル設置による藻場造成

福岡市では、博多湾の生物多様性の向上を目指し、海藻などの藻場造成に取り組んでいます。
近年、海水温の上昇により藻場が減少傾向にあるなか、生態系の維持・再生に向けた対策が急務となっています。
この度、生物が育ちにくい平坦で垂直な人工護岸に、自然の岩場に近い微細構造を持つ「生物共生型パネル」を設置することで、藻場の造成や、それを基盤として魚類等が集まる「生物多様性の向上」に寄与するかを検証するプロジェクトを実施します。

1 プロジェクトの概要

護岸の垂直面に複数のデザインの「生物共生型パネル」を設置し、海藻類の付着状況など、生物の生息状況をモニタリングします。
〈生物共生型パネルの特徴〉
・自然環境に近いデザインで、生物の定着・成長を促進
・既存の岸壁に後付けでき、低コストで施工可能
・コンクリート廃材を再利用した環境配慮型素材
〈主な検証項目〉
・パネルへ付着した海藻の種類や付着密度および生育状況
・形成された藻場を基盤とする魚類等の種類および生息状況
・パネルのデザイン性の違いによる生物の定着・成長効果

2 実施場所

アイランドシティ北側護岸

3 実施期間

令和8年6月4日~令和11年3月31日

4 実施事業者

蔵田工業株式会社