光ファイバセンシング技術を活用した漏水箇所の特定

福岡市は、大渇水の経験を契機に「節水型都市づくり」を進めており、限りある水資源の有効活用と世界トップの低い漏水率を維持してきました。一方で、地中で発生する漏水箇所の特定には専門的な技術が求められます。また、全国的に漏水箇所を特定できる熟練技術者の減少が進んでおり、水道インフラの維持管理に必要な漏水探査技術の継承が課題となっています。
この度、地表に設置した光ファイバセンサが検知した地中の振動データをAI が解析することで、誰でも簡単かつ正確に、漏水箇所を特定できる手法の確立に向けた実証実験を実施します。

 

1 実施内容

水道管から分岐して宅地内へ繋がる給水管を対象にして、給水管が埋設されている道路や宅地内の地表に光ファイバセンサを搭載したマットを設置して地中の振動を測定し、漏水によって生じる周囲とは異なる振動特性をAI が検知することで、漏水箇所を特定する技術の実用可能性を検証。
<主な検証項目>
・AI が推定した給水管における漏水箇所の推定精度
・熟練技術者に依存しない漏水調査手法としての有効性

2 実証期間

令和8年9月8日 から令和9年7月31日

3 実施事業者

NTT株式会社福岡市管工事協同組合