福岡市は、脱炭素社会の実現に向け「2040年度 温室効果ガス排出量実質ゼロ」のチャレンジを掲げ、2030年度における温室効果ガス削減目標を、2013年度比で国の46%を上回る50%削減とし、様々な取組みを進めています。
この度、放射冷却素材『SPACECOOL』を用いた、消費エネルギーゼロでの温室効果ガス排出削減の実証実験を実施します。
1 実証実験の概要
太陽光と大気からの熱をブロックし熱を放射する特性を持つフィルム『SPACECOOL』を2つのパワーコンディショナー※ルーム(パワコンルーム)の内1つの天面と側面に設置し、それぞれのパワコンルームにあるエアコンの電力使用量を比較することで本製品による省エネ効果及び温室効果ガスの削減効果を確認します。
※太陽電池で発電した直流電気を家庭やビル等で使える交流電気に変換する機器で、変換時に発熱します。
2 実施場所
大原(おおばる)メガソーラー発電所(福岡市西区今津4439番地 西部埋立場内)
3 実施期間
令和 5 年 7 月 20 日から令和 6 年 3 月 31 日まで
4 実施事業者